2022年6月14日に韓国の人気グループBTS(防弾少年団)が当面の間、ソロ活動に専念するとの発表がされて世界中が大騒ぎとなっています。
所属事務所HYBE(ハイブ)の株価は15日のソウル市場で一時23%も値下げするなど経済的な損失があまりにも大きいニュースとなりました。
人気絶頂グループの突然のソロ活動宣言により原因を探るメディアも多いのですが、メンバーも原因を語っていることも多く本当の原因について探ってみました。
BTS活動休止の本当の理由は?
今回のBTS活動休止は一時的なことと言われています。
つまりグループが解散するわけではありません。メンバーの誰かが結婚、病気といったことが原因ではありません。
一番の理由として騒がれているのは韓国の兵役義務です。韓国では男性は20歳~30歳までの間に兵役義務があります。これはスポーツや芸術分野では免除されることがあります。
しかしながらBTSのメンバーのように芸能活動をする者には認められていません。昨年6月の改正法によってBTSメンバーは満30歳までに入隊すればよくなりました。
現在29歳のJINは今年の12月、SUGAは来年3月に30歳を迎えるため入隊することは必須となります。
これによってグループとして活動休止、ソロ活動に専念することになったとの見方が大半です。
BTSメンバーが語る真相や原因について!
BTSは当初、2020年の発表曲「ON」までの活動を予定していました。
その後、ワールドツアーを行う予定が新型コロナウィルスの影響で中止となっています。そして大ヒット曲となった「Dynamite」、「Butter」が発表されました。しなしながら彼らはヒット曲の裏側で「自分たちがどんなグループなのかわからなくなった」などと語っています。
また、ヒット曲が出て多忙な日々が続いたことで、「いつも歌詞や曲を作る時に内に物語やメッセージ性を込めていたが、今はどんな物語を語るべきなのかわからない」とも話していました。
「KーPOPの問題として、アイドルシステム全体が人としての成長できる時間を与えてくれない。」など疑問を呈した発言もされています。余裕のないスケジュール感で動いていることでいつしか立ち位置がつかめないことに気づいたのかもしれません。
朝起きたら仕事に追われて一人になる時間もなかったようです。「ファンの皆さんをがっかりさせるのが怖くて、すごく罪悪感があった」とも明かしています。
2020年にアメリカで大ヒットしたことから世界進出を果たしたものの、本当の自分たちを見失ったのでしょう。
しかしながら所属事務所のHYBE(ハイブ)は活動休止を認めておらず、今後はソロ活動に注力することに言及しながらも活動休止とは発表していません。
実のところ事務所との正式な話し合いは進んでいないのかもしれませんね。
まとめ
今回はBTS活動休止の本当の理由は?メンバーが語る真相や原因について調べてみました。
BTSの活動休止の本当の理由は韓国の兵役義務のようです。30歳までには入隊する必要があり、ここ1年ぐらいで対象となるメンバーは2名います。韓国ではスポーツや芸術分野では兵役免除もありますが、アイドル活動はその対象ではないようです。
また、メンバーはヒット曲の裏側で自分たちが活動する上で自分たちの立ち位置が見えなくなったとも語っています。多忙なスケジュールで自分のやりたい音楽活動ができなくなったものと思われます。
大人気グループとなって自分たちが大切としてきたポリシーを維持できなくなったのかもしれません。
今後の彼らの活動に注目したいところですが、今回の発表で世界的に衝撃が走ったことは間違いないでしょう。