DHCの社長がサントリーはCMに起用しているのは韓国系日本人が多いと発言したことが問題になっていますが、そもそも大企業のトップがこんな差別的発言をすることが問題です。
グローバルな世の中なのに人種や国籍などの差別をすること自体が低レベルな話ですが、発言を巡ってDHC商品の非買運動にも繋がっていきそうです。
今回はネット上で話題になっている言葉「チョントリー」とは?サントリーCMについて調べてみました。
チョントリーとは?
今回、DHC社長の発言が問題になっていますが、一企業がCMに起用している人種や国籍なんて何の問題もありません。
企業のトップの差別的発言は問題であり、グローバルな世の中でこの発言はないでしょう。
この発言の中には直接的に登場はしていないのですが、ネット上では「チョントリー」という言葉が挙がっています。この「チョントリー」とは何か?由来などについて調べてみました。
DHC製品は本当に絶対に買うべきじゃないと思う。自社サイト上で公式に他社を「CMに起用されているタレントはほぼ全員がコリアン系」「チョントリー」と差別語を使って揶揄して「DHCは全てが純粋な日本企業」と謳う。こんな醜悪な差別が企業の売りになる社会じゃ、いくらなんでも良識も救いも無さすぎる pic.twitter.com/7d6UfgHQ0a
— シュナ (@chounamoul) December 15, 2020
2017年のサントリーのCMに女優の水原希子が起用されていますが、彼女はアメリカ人の父と日本に生まれた韓国人の母を持ちハーフタレントです。
当時、彼女のCM起用でなぜ日本人を起用しないのか指摘したネット上の意見に対して、反論した意見が飛び交い話題になっていました。
CM起用される人が日本人でないといけないことはなく、差別的な発言として炎上していましたが、この時に韓国人の母を持つことで「チョントリー」と揶揄されています。
この当時、水原希子は国際的な血筋であることから自由な発言や行動により、日本支持者から批判を浴びたりしていました。
サントリーが在日韓国人をCMに起用することを嫌ったネット民の発言だったように思いますが、こんな時代に誰を起用しようとどうでもいいことのように思います。
人種や国籍ではなく世の中から支持されている人であるのかが重要に思います。
DHC社長が指摘するサントリーCMとは?
ネット上でDHC社長を批判する意見は多数で、こんな時代に何を言っているのかというのが多数意見です。
今回は大企業のトップの発言なので特に取り上げられていますが、DHC社長が指摘するサントリーのCMに起用しているタレントを調べてみました。
「サントリーは在日をCMに出してるからチョントリー!」とか言っちゃうの、ネットde真実に目覚めた中学二年生ならともかく、これを大企業のトップがやってるのは熱いな。もう暴走を周囲が止められなくなってるだろうし、爆発炎上してコンビニから商品引き揚げられて、更に先鋭化するに500ウォン硬貨! pic.twitter.com/QgFiCN8UNs
— 窓際さん (@nekokisha) December 15, 2020
水原希子はリリー・フランキーと2ショットでチューハイのCMにも出演していますが、この2年後にはサントリーのモルツのCMにも出演しています。この時に例の炎上騒ぎになっていました。
実は女優の井川遥も在日韓国人3世で祖父が韓国人ですが、このことはご本人が伝えています。クオーターになるそうですがいつまでも美しいですね。ドラマやCMに大活躍、ご結婚もされて子育て最中ですが、いまだに人気が衰えない女優といえます。
こんな大女優が出演しているCMがあるのに、人種や国籍を批判するなんて低次元な企業のトップと言われても仕方ないでしょう。
まとめ
今回はネット上で話題になっている「チョントリー」という言葉について、DHC社長が指摘するサントリーCMについて調べてみました。
「チョントリー」とはサントリーと韓国を揶揄した言葉であることでした。
また、DHC社長が指摘するサントリーCMですが、水原希子や井川遥など誰もが知っている有名な女優が起用されており、差別的発言をするのはあまりにも無意味なように思います。
今年はコロナの影響で海外から観光客も激減していますが、日本も国際的な国になろうとしている時代に人種や国籍差別をしていてはいけません。
来年開催予定のオリンピックはまさにグローバルの象徴とも言えるイベントですので是非とも差別的発言は控えてほしいものです。