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東京女子医大の学費と国公立医大の学費を比べてみると差が一目瞭然だった!

新型コロナウィルスの影響で大学病院の経営が悪化されていることを理由に私立医大が学費を値上げるする動きがあるとのことですが、東京女子医大の学費を聞いてびっくりした人も多いのではないでしょうか?

6年間とはいえ1,200万円も値上げするとはなんとも大胆すぎる値上げです。そもそも一般市民がこんな高額な学費を支払って子供を大学に行かせることができるのか疑問ではありますが、通って卒業している人も多数いるのでなんともいえません。

一番学費が安いとされる国公立医大と東京女子医大との差がどれくらいになるのか疑問に思ったので調べてみました。

東京女子医大が学費1200万円値上げする。コロナで経営難らしい。

そもそも東京女子医大の学費はどの程度なのか?大学のホームページにある令和3年の一般選抜の募集要項の記載を調べてみました。1年目は入学金が200万円必要でこれは1年目のみ、教育充実費(年額)が330万円と初年度は異常に高い金額です。

2年目以降は695万円とこれだけみても国公立大学だと卒業できてしまうような金額になっていますが、医学部は6年間で卒業ですので1年目から6年間で合計が4,621万円です。

施設設備費が毎年200万円加わったことで6年間で1,200万円も増額になるとのことですが、皆さんは感じたでしょうか?

内訳は以下に記載をいたしますが、特待生制度もあったので確認してみましたが、授業料を年額280万円減額してくれますが4年間で1,120万円は成績が優秀であれば免除だそうです。しかしながら6年間で1,200万円も上がっているので相殺されてしまい、特待生であっても実質値下げなしの増額ということになります。

【学費】

種別 入学時 2年目以降の納入金
入学金 2,000,000円
授業料(年額) 2,800,000円 2,800,000円
施設設備費 2,000,000円 2,000,000円
実習費(年額) 1,200,000円 1,208,000円
教育充実費(年額) 3,300,000円  800,000円
委託徴収金※  149,000円  145,000円
合 計 11,449,000円 6,953,000円

◎特待生制度
・一般入学試験合格者の成績上位5名を特待生とし、学費負担者の年収に関係なく、授業料(280万)を継続的に4学年迄給付します。ただし、入学後の学業が上位順位31位以下の場合には打ち切ります。

引用元:http://www.twmu.ac.jp/univ/medical/m-ent/ippan.php

東京女子医大の学費と国公立医大の学費を比べてみると差が一目瞭然だった!

次に国公立医大の学費を調べてみました。

上記は標準額なので大学によって多少は異なりますが、これを6年間で計算すると3,496,800円となります。つまり6年間通っても350万円程度と東京女子医大の特待生の1年間の授業料免除額280万円より少し高い程度の金額でした。

東京女子医大の学費と国公立医大の学費を比べてみると差額はなんと4,271万円で差が一目瞭然です。

差額だけでもかなり立派な家が建ってしまうような金額ですが、すごい学費だということがわかりました。学生たちは一生懸命勉強して医者を目指していることに違いはありませんが、あまりにも差がありすぎて驚くしかありません。

まとめ

東京女子医大の学費と国公立医大の学費を比べてみると差額はなんと4,271万円で差が一目瞭然でしたがこの金額の差もさることながら、この大学に通わせることができる親の収入はいくらなのかと思いました。

私立大学なので独自で経営するしかありませんので否定はしませんが、これだけの学費を払って医者にならないといけないなんて医学の道はお金がかかると思ったのは私だけでしょうか?

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