鬼滅の刃人気が止まりませんが千と千尋の神隠しの興行収入を超えて1位になろうとしています。
まさに映画はアニメの一人勝ちとなっていますが、その理由はどこにあるのでしょうか?
日本のアニメは外国人からも支持されており、世界的にも通用する作品が多数ですが、最近のアニメの人気の傾向は少し異なっています。
邪悪な敵と戦うシリーズが人気の傾向となっていますが、呪術廻戦もその一つなのかもしれません。今回は呪術廻戦の人気は鬼滅の刃を超えられるか?共通点はどこにあるのか?について探ってみます。
呪術廻戦の人気は鬼滅の刃を超えられるか?
常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁が学校に眠る「呪物」を持ち出したところから始まります。「呪物」はお札で封印されていましたが、虎杖の先輩たちによって封印が解かれてしまい、人を襲う化け物の出現を招いてしまいます。
先輩たちを救うために呪物を食ってしまうことにより、不思議な力を持つことになりますが、両面宿儺(りょうめんすくな)に体を乗っ取られることになります。
乗っ取られたというよりは宿儺とある契約を交わすことになったのです。
そもそも宿儺とは何かと思った人もいるでしょうから説明しておきます。
宿儺とは正式には両面宿儺といいますが、
上古、仁徳天皇時代に飛騨に現れたとされる異形の人、鬼神ですが、「日本書記」には武振熊命に討たれた凶賊とされる一方で、岐阜県の伝説では毒龍退治をした豪族との話もあります。出典: ウィキペディア(Wikipedia)
ちなみに契約の内容ですが、
- 契闊と唱えたら一分間体を明け渡す
- この契約を忘れること
- 誰も殺さないし傷つけない
この3つの契約を強制的に受け入れることになるのですが、
呪術高専の教師・五条 悟から死刑を宣告されることに。
その場で死ぬか「両面宿儺の指」20本を探し出し、全て取り込んだ後に死ぬかの選択することになることから物語が進みます。
学校や病院などに多くの化け物が潜んでいますが、人口が多い場所ほど強さを増していきます。
主人公の虎杖悠仁は宿儺の力を使わなくてかなりの力を発揮できますが、強力な敵と命がけで戦うあたり鬼滅の刃のようです。
最近のアニメは強力な得体の知れない敵を相手にしているシリーズが人気している点では鬼滅の刃の次にブレークする気配はあります。
映画化された頃には人気が爆発するような予感はしますが今後の展開次第でしょう。
呪術廻戦と鬼滅の刃の共通点はどこにあるのか?
正体不明な化け物と戦う点では、人間が人を食らう鬼と戦う鬼滅の刃とよく似ています。
身体能力の高い主人公が不思議な力を持ち、簡単には倒せることができない化け物にも勝ってしまうところでは鬼滅の刃の炭治郎に似たような点がたくさんあります。
呪術廻戦も鬼滅の刃も少年ジャンプの連載ですが、なんとなく邪悪なものとの戦いが起点になっているところは共通点です。
ところどころに主人公がコミカルに描かれている点は鬼滅の刃にも共通していますが、あまりリアルになり過ぎずに表現されているあたり同じように感じます。
鬼滅の刃が大正時代を設定していますが呪術廻戦は現代ですので時代は異なりますが、戦う相手が鬼と化け物で普通の人にはあまり認識されない点では同じ。
現代のコロナウィルスのように見えない敵と戦う点ではこんなところに人気の秘密が隠されているのかもしれません。
呪術廻戦のほうが少し読者層が上がるかもしれませんが、幅広い世代を取り込める要素はたくさんありそうです。
まとめ
呪術廻戦の人気は鬼滅の刃を超えられるかですが、まだまだ読者層が広がっていませんが、映画化など今後の展開次第では第2に鬼滅の刃になる可能性はたくさんありそうです。
また、呪術廻戦と鬼滅の刃共通点はどこにあるのかですが、邪悪な正体不明な敵を倒す点では同じようなものです。
主人公も高校生ぐらいの若い世代であることは共通していますが、普通の若者が不思議な力をつけて活躍する点ではよく似ています。
鬼滅の刃は禰津子を人間に戻すために炭治郎が鬼と戦いますが、呪術廻戦は虎杖悠仁が人に役立つために化け物と戦う設定です。
今のアニメは正体不明の敵と戦うストーリーが受け入れられるようですが、呪術廻戦の今後の展開が楽しみといえるでしょう。