洗剤を使わなくても洗濯できる夢のような商品があったと喜んだ人も多かったのでは?
私も信用して購入したのですが優れものとして愛用していました。
今までにない画期的な商品で主婦の味方と思っていましたが、「根拠もない」、「効果ない」とはとんでもないことです。
残念ながら消費者庁から指摘されたのだから本当なのでしょう。
今回は洗たくマグちゃんは根拠も効果もなし!購入者の口コミについてご紹介してみます。
洗たくマグちゃんは根拠も効果もなし!
消費者庁のホームページ上には以下の記載がありました。
宮本製作所の売れ筋商品が3つとも入っており、目を疑いましたが本当だったようです。
消費者庁は、本日、株式会社宮本製作所に対し、同社が供給する「洗たくマグちゃん」と称する商品、「ベビーマグちゃん」と称する商品及び「ランドリーマグちゃん」と称する商品に係る表示について、それぞれ、景品表示法に違反する行為(同法第5条第1号(優良誤認)に該当)が認められたことから、同法第7条第1項の規定に基づき、措置命令を行いました。
引用元:https://www.caa.go.jp/notice/entry/023999/
洗濯機に入れると洗剤の代わりになり、パッケージやWebサイト上でも「洗剤を使わなくても大丈夫なお洗濯」、「部屋干しのイヤなニオイをスッキリ解消!」、「除菌試験により99%以上の抑制効果が確認されています」などと表記されています。
これだけのメリットがあれば誰だって一度は購入したくなりますよね。
まさに画期的な商品だと思うはずですが、消費者庁に提出された資料は洗濯機を使った実験を行っていないなど合理的な根拠を示すものではなかったようです。
いくらなんでもこれだけパッケージやWEBサイト上で表現しているのに実験もしていないなんて無茶苦茶な話です。
しかも宮本製作所は「社内の試験設備と環境が十分ではなく、実際の商品の使用環境と異なるもの等があった」と説明したというのだから消費者を騙していたということになります。
表記の修正とともにチェック体制強化などを行い「再発防止に努める」としていますが、信用できるわけがありませんよね。
洗たくマグちゃん購入者の口コミについて!
宮本製作所はもともとは1965年創業の金属メーカーのようですが、2013年に発売した「洗濯マグちゃん」はマスコミなどにも取り上げられ、2020年5月までにシリーズ累計500万個以上も売れていました。
もともとは一つ税込み1,980円で売り出したようですが、最近では1,200円前後が相場のようです。
仮に1,200円で500万個売れたとしたら60億円の売上となりますが、原価はどう見ても安そうなので半分と見ても30億円ぐらいは同社の売上だったのでは?
他にも姉妹品が2種類ありましたので宮本製作所を支えていた商品であったことは間違いないでしょう。
では次に購入者の口コミをご紹介してみます。
日本から送ってもらった洗濯マグちゃん。洗濯洗剤の代わりにこれだけで洗濯できるスグレもの!
・約1年間(300回)使用できる
・洗濯槽の汚れも落とす
・使用後は中身のマグネシウムを肥料のように植物に使えるいいことだらけ💕
1ヶ月間使ってみたけど不満ゼロ。
洗剤を買いに行く時間もお金も節約◎ pic.twitter.com/mhrGfMU2ku— あかね🇦🇺@ブリスベン在住 (@akaneinaus) April 27, 2021
洗濯マグちゃん使ってますが
洗濯の使用量を減らす効果があると
私も感じています
普段使う量の洗剤を半分にしても
生乾きの匂いに悩まされなくて良い☆
根拠はないけど
私はこれからも使い続けます^ ^— やなぎ (@metronomeglass) April 27, 2021
我が家は去年から愛用しています。
日常的に使用していた合成洗濯洗剤や柔軟剤がねこの腎臓や肝臓に良くないと知りセスキ炭酸ソーダとマグちゃんを使い始めました。使い始めてから生乾き臭とは無縁です🙆🏻♀️ねこの体調も良くなり、私の慢性的な肩こりも良くなり、良いこと尽くしです✨
— 星野すぴねる (@hoshino_spinel) April 27, 2021
元々洗濯マグちゃんはガチガチの反対派だったけどママ垢は使用者多いから言えないよね😑(言った)
— すたゃん®︎1y♂ (@tayan_baby0627) April 27, 2021
批判的な口コミもありますが、皆さん総じて商品を信用している感じでした。
まとめ買いしている人も多く消費者を裏切った感は強いように思います。
まとめ
今回は洗たくマグちゃんは根拠も効果もなし!購入者の口コミについてご紹介してみました。
消費者庁から景品表示法違反として指摘されている以上、効果がないのは事実です。
製造元の宮本製作所は実験をしてデータを集めていたわけではなく、表示するための根拠が示せていないのであれば嘘をついて販売していたことになります。
購入者の口コミは効果を感じたという人が多く、この商品を信頼していることが伺えます。
そういう意味では消費者を騙して販売していたと言われても仕方がないのですが、今後の対応が注目されそうです。