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三菱電機の労災認定について!事件や原因は?口コミや企業風土について

2019年に三菱電機の新入社員が上司のパワハラが原因で自殺していました。

遺族が労災認定を申請していましたがようやく労災が認められています。

こんな大企業で未だにこのような露骨なパワハラがあるのかとあらためて考えさせられる事件ですが、認定に至るまでこんなに時間がかかるのかと思った人も多いのでは?

そもそもこの事件はどんなことだったのか?三菱電機の労災認定に至る経緯や口コミ、企業風土について調べてみました。

三菱電機の労災認定について!事件や原因は?

2019年の夏に当時20歳の三菱電機の新入社員が自殺していますが、尼崎労働基準監督署は労災であることを認定しました。

新入社員の上司にあたる教育主任は「次同じ質問してわからんかったら殺すからな!」「飛び降りるのにいい窓あるで。死んどいたほうがいいんちゃう!」など発言しており、このような発言でメンタル的に追い詰められて自殺していました。

新入社員の男性はこのような事実をメモに残しており証拠と認められた結果、労災認定されています。

もちろんこのような発言を繰り返した上司は自殺教唆容疑で書類送検されていますが、ご本人が亡くなってしまった事実は変わりありません。

遺族は「二度と同じような被害者が出ないよう、徹底した調査と情報開示、職場環境の改善に努めることを希望する。」とコメントしています。

せっかく就職したばかりの未来のある子供を失った親としては悔しくて仕方なかったのではと思います。

今回の事件の原因は上司の発言が原因ではありますが、過去からこのような発言は常態化していたのではないのかと思ってしまいます。

また、このような発言を繰り返す社員を教育担当者として配置しているのは問題でしょう。

教育担当者というぐらいなので発言に対しては配慮できる人材を配置するのが当然なのではと思ってしまいます。

原因は企業全体に蔓延する「人を大切にしない風土」ではないかと思わざるを得ません。

三菱電機の口コミや企業風土について

三菱電機は2014年以降に労災認定されている社員は6名存在しており内3名は自殺しています。

子会社でも過労から自殺している人もおり、労働者を取り巻く環境にはかなり問題のあるようです。

過去から労災認定されている社員が複数人おり、自殺者も出ているのに何の改善もみられないとは人事も何をみているのかと思ってしまいます。

そもそもこのような案件が続いている企業は労働者に「パワハラぐらい我慢するべきでは?」といった風土が根付いている可能性が高いでしょう。

世間の声としては新入社員だけに止まらず、「このような案件がたくさんある企業」、「また、繰り返すのか!」、「製品を買わない!」など企業イメージを悪くするものばかりです。

今回は新入社員の男性だったので更にイメージを悪くした印象もありますが、ご本人が亡くなってしまったことは事実として消えません。

過去から労災認定がある企業は働き方や風土などに問題を抱えているはずですが、企業として把握しているものの、原因を顕在化できていないことはたいへんな問題です。

今回の事件が企業風土を変えるきっかけになればいいのですが、原因を深堀りして追求していかないと再発に繋がる可能性は高いといえるでしょう。

まとめ

今回は三菱電機の労災認定について!事件や原因は?口コミや企業風土についても調べてきました。

今回の事件で人が一人亡くなっていることは間違いありません。

上司の一言で労働者は死を意識することが本当にあることを企業は認識するべきでしょう。

企業としてこれから再発防止にどう努めるべきなのかが重要なので、原因をしっかり究明するとともに同じような案件が他にないのか注視するべきでしょう。

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