タイガー魔法瓶の電子ケトルCMは嘘!購入代金は返金してくれるのか?

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「倒れてもお湯がこぼれない」をキャッチフレーズでCMで宣伝していたタイガー魔法瓶の電気ケトルですが、実際にはお湯がこぼれることが判明しています。

消費者庁の調査で判明していますが、最近、商品を売りたいがために大手メーカーでさえも不当広告を流すケースが多数挙がっています。

今回はタイガー魔法瓶の電子ケトルCMは嘘なのか?購入代金は返金してくれるのかについて調べてみました。

タイガー魔法瓶の電子ケトルCMは嘘!

問題のタイガー魔法瓶の電子ケトルですが、CMでは商品の電気ケトルが倒れてもお湯がこぼれない様子が映像を使って紹介されていました。

「もしものとき熱湯がこぼれないように設計しています」と宣伝していましたがこの映像が問題でした。

実際には映像で使われている電子ケトルにはお湯などの液体は入っていらず撮影されています。お湯を入れて使用するとこぼれることを認識していたのでとの問い合わせに対しては認識していたと回答でした。

つまり商品の性能を良く見せるための誇大広告だったことが伺えます。お湯を入れずに撮影していたのだからこぼれないのは当然だったわけです。

消費者庁は消費者に誤解を与える表示を禁じた景品表示法に違反するとして、31日、会社に対し不当な宣伝を行わないよう措置命令を出しました。
公正取引委員会近畿中国四国事務所の真渕博 所長は「電気ケトルは使い方を誤るとやけどの危険があり、お湯漏れに対する安全性は商品を選択する重要な判断の要素になる。今回の不当表示は全国向けのテレビCMで多くの消費者を対象に行われ、影響は大きい」と述べました。

引用元:https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210831/2000050763.html

ここまでして商品を売りたいのかとも思えますが、万が一熱湯の入ったケトルを倒して火傷を負ったことを考えなかったのか疑問です。

タイガー魔法瓶の電子ケトルの購入代金は返金してくれるのか?

このケトルは、2019年6月以降、累計10万個弱が出荷されていますが、購入した人も多いでしょう。

これだけ危険な商品を販売したことは問題ですが、万が一のことを考えると通常はリコールで全品回収して返金するべきです。火傷のリスクを抱える商品なので間違って使用した場合は大事故に繋がる例だといえます。

現時点ではタイガー魔法瓶は返品や返金対応について明示していませんが、本来であれば返品対応を受けるべきでしょう。

むしろ安全性は確保されており継続して使用できることを主張しています。

本件商品につきまして、本件表示は上記のとおり景品表示法に違反するものとされておりますが、第三者認証機関である一般財団法人日本品質保証機構等の「電気湯沸器(電気ケトル及び電気ポット)の転倒流水対策に係る取り扱い運用」に定めるSマーク認証基準を満たす性能を有しており、転倒時のお湯もれによる事故の未然防止の観点からは十分な安全性を備えておりますので、今後も安心してお使いいただけるものとなっております。

引用元:https://www.tiger.jp/news/information/info_210831.html

まとめ

今回はタイガー魔法瓶の電子ケトルCMは嘘なのか?購入代金は返金してくれるのかについて調べてみました。

タイガー魔法瓶の電子ケトルのCMについては嘘であったことがわかりました。嘘であることを知りながらCMを流したことは問題だといえます。

しかしながら商品的な問題はなく継続して使用できることを主張しています。

結果的にはリコールなどの対応はせずHP上では安全に使用できると掲載していました。それでも心配な人がいれば直接問い合わせるしかなさそうです。

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