NHK大河ドラマの「麒麟がくる」の放送が再開されましたが、戦国時代の目まぐるしく変わる時代を描くドラマだけにコロナの影響で放送が延期されドラマの展開を把握するのが難しいといえます。
まだまだ織田信長の時代ではなく、動乱期でもあるので時代が安定していません。
誰が中心人物なのかわかりにくいですが「麒麟がくる」に出演しているキャストはかなり有名な俳優も出演しています。
今回は向井理が演じている足利義輝がどんな人だったのかについて調べてみました。
「麒麟がくる」キャスト向井理が演じる足利義輝はどんな人だったのか?
足利義輝は第12代将軍の足利義晴の嫡男として東山南禅寺で生まれました。
天文15年(1546年)には義藤(よしふじ)の名を朝廷より与えられて元服しています。
わずか11歳で第13代将軍になっていますので現代では考えられないぐらいの幼少期に高い地位に就いたのです。
1550年には父の義晴が死去して三好長慶と戦うものの、自身の中尾城を焼き払い堅田へ逃れています。三好長慶を暗殺しようと試みることもありましたが失敗、将軍でありながら政局を安定することができずじまいでした。
三好長慶に苦しめられ、戦いの度に京都から追われて落ち延びる生活を強いられていました。
1554年には義輝と名前を改めていますが、将軍でありながら三好長慶らの力には及ばなかったのです。
三好長慶と長年争いが絶えないものの、義輝が完全に敗れることもなかったことから距離を置きながら政治を行っている時期もありました。
しかしながら松永久秀、三好家にとっては直接政治にこだわる義輝は邪魔な存在でしかありませんでした。
1565年には松永、三好が集めた1万人の軍勢により二条御所を襲撃されて義輝は自ら刀を抜いて応戦したものの一斉に襲い掛かかかられて殺害されています。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/
「麒麟がくる」将軍・義輝役の向井理はどんな想いで演じていたのか?
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— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) September 5, 2020
「麒麟がくる」将軍・義輝役の向井理ですが義輝の役をどう想っていたのでしょうか?
いずれ負ける、滅びるのがわかりつつも平穏な世の中を作りたい気持ちがあったのはドラマの中でも表現されていました。
「長く続く足利の時代にあって、その終焉の始まりにあたる人物だと思います。重んじてきた伝統と、時代と共に押し寄せる新たな勢力の狭間で揺れる難しい情勢の中で懸命に生きていたのだと想像します」。
「没落してゆく将軍家を感じながら、武家の棟梁であるプライドも持ち併せているところ」を大切にし、「13代目まで続いてきた重みと、いずれ滅びる儚(はかな)さを両立させること
意識してきました」。引用元:https://www.agara.co.jp/article/79285
実際のところはどのような情勢であったことは不明な時代ですが戦国の動乱の時代で将軍家を守る、平和を保つためには誰かが主導権を握る必要があったことはわかっていたはずです。
最終的には殺害されますが、剣術が得意であった武士にふさわしい人物を描けるかはこれからの展開次第ですね。
まとめ
「麒麟がくる」キャスト向井理が演じる足利義輝はどんな人だったのか?について調てみましたが、松永、三好に最後は殺害される運命でありました。
戦国時代の厳しさを経験した武士の棟梁・足利義輝ですが、剣術が得意で最後は自らも戦いながら散っていったことが歴史には記載があります。
本当は平和な世の中であってほしいと思いながらも権力争いが絶えない戦国時代では実現することがなかったといえます。
向井理の足利義輝の姿がいつまで見れるかわかりませんが、もう少しの間楽しめそうですね。