2022年第104回夏の甲子園大会は8月6日(土)から始まります。
高校野球の日本一を決める大会となるわけですが、野球の実力とは別に気になるのが頭脳です。高校野球の実力だけでなく、どの程度勉強もできるのか知りたいところ。
学業とスポーツの両方を兼ね備えた高校はどれくらいあるのでしょうか。
今回は2022年第104回夏の甲子園出場校の偏差値?ランキングトップ5はどの高校か?についてご紹介してみます。
第104回夏の甲子園出場校の偏差値?
下記、偏差値一覧にしていますが、標準的な偏差値であって高校によっては受験するクラスによって異なる場合があります。私立のスポーツ科などはスポーツ専門で入学させたりしているので偏差値が不明だったりもします。
出場校一覧と偏差値
地区 | 代表校(出場暦) | 偏差値 |
---|---|---|
北北海道 | 旭川大(3年ぶり10回目) | 46 |
南北海道 | 札幌大谷(初出場) | 53 |
青森 | 八戸学院光星(3年ぶり11回目) | 38 |
岩手 | 一関学院(12年ぶり7回目) | 42 |
秋田 | 能代松陽(11年ぶり4回目) | 49 |
山形 | 鶴岡東(3年ぶり7回目) | 44 |
宮城 | 仙台育英(2年ぶり34回目) | 38 |
福島 | 聖光学院(3年ぶり17回目) | 44 |
茨城 | 明秀学園日立(初出場) | 41 |
栃木 | 國學院栃木(37年ぶり2回目) | 46 |
群馬 | 樹徳(30年ぶり3回目) | 41 |
埼玉 | 聖望学園(13年ぶり4回目) | 52 |
千葉 | 市立船橋(15年ぶり6回目) | 52 |
東東京 | 二松學舎大付(2年連続5回目) | 52 |
西東京 | 日大三高(4年ぶり18回目) | 66 |
神奈川 | 横浜(2年連続20回目) | 40 |
山梨 | 山梨学院(3年ぶり10回目) | 48 |
新潟 | 日本文理(2年連続12回目) | 40 |
長野 | 佐久長聖(4年ぶり9回目) | 59 |
富山 | 高岡商業(5大会連続22回目) | 46 |
石川 | 星稜(3年ぶり21回目) | 55 |
福井 | 敦賀気比(4大会連続11回目) | 48 |
静岡 | 日大三島(33年ぶり2回目) | 52 |
愛知 | 愛工大名電(2年連続14回目) | 59 |
岐阜 | 県岐阜商業(2年連続30回目) | 53 |
三重 | 三重(2年連続14回目) | 52 |
滋賀 | 近江(4大会連続16回目) | 42 |
京都 | 京都国際(2年連続2回目) | 33 |
大阪 | 大阪桐蔭(2年連続12回目) | 65 |
兵庫 | 社(初出場) | 48 |
奈良 | 天理(5年ぶり29回目) | 50 |
和歌山 | 智弁和歌山(5大会連続26回目) | 60 |
岡山 | 創志学園(4年ぶり3回目) | 37 |
広島 | 盈進(48年ぶり3回目) | 52 |
鳥取 | 鳥取商業(11年ぶり3回目) | 52 |
島根 | 浜田(18年ぶり12回目) | 51 |
山口 | 下関国際(4年ぶり3回目) | 37 |
香川 | 高松商業(3大会連続22回目) | 55 |
徳島 | 鳴門(3年ぶり14回目) | 49 |
愛媛 | 帝京五(初出場) | 46 |
高知 | 明徳義塾(3大会連続22回目) | 43 |
福岡 | 九州国際大付(6年ぶり8回目) | 52 |
佐賀 | 有田工業(9年ぶり2回目) | 45 |
長崎 | 海星(3年ぶり19回目) | 43 |
熊本 | 九州学院(7年ぶり9回目) | 59 |
大分 | 明豊(2年連続8回目) | 43 |
宮崎 | 富島(3年ぶり2回目) | 44 |
鹿児島 | 鹿児島実(4年ぶり20回目) | 49 |
沖縄 | 興南(4年ぶり13回目) | 49 |
偏差値ワースト1
偏差値ワースト1を挙げると昨年夏の甲子園初出場し、今大会2回目出場を果たした京都国際(京都)が偏差値33でした。
1947年(昭22)に京都朝鮮中として開設されています。58年に学校法人京都韓国学園に変更。63年には高等部が開校されています。
野球部は99年4月に創部で2021年7月時点では部員が59人。04年に日本の学校教育法第1条の認可を受けています。日韓両国から中高一貫校として認められ、京都国際中学高等学校となっています。普通科のみで、全校生徒136人(うち女子69人)。
初めての公式戦は1999年春の全国高等学校野球選手権京都大会で、対戦相手は前年に同大会で優勝したうえ夏の甲子園大会で準優勝を遂げた強豪の京都成章高等学校でした。
試合結果は0対34(5回コールド)の大敗でしたが、京都韓国学園(旧名)は最後まで真剣に戦ったことを評価されています。通例なら成章は大勝が確実であるため控え選手へ交代する場面だったものを、韓国学園が懸命だったことから、最後までベストメンバー。韓国学園がストライクを取るたびに応援席から大歓声があがり、試合後には「よくやった」と拍手が送られたとのエピソードが残っています。
偏差値トップ5はどの高校か?
地区 | 代表校(出場暦) | 偏差値 |
---|---|---|
西東京 | 日大三高(4年ぶり18回目) | 66 |
大阪 | 大阪桐蔭(2年連続12回目) | 65 |
和歌山 | 智弁和歌山(5大会連続26回目) | 60 |
長野 | 佐久長聖(4年ぶり9回目) | 59 |
愛知 | 愛工大名電(2年連続14回目) | 59 |
熊本 | 九州学院(7年ぶり9回目) | 59 |
今大会では偏差値70以上のダントツな高校はありません。しかしながら最近は特進コースなどを併設している高校が多いため、学校の中には相当偏差値が高い学生がいてても不思議はありません。
今回は普通科など平均的な偏差値の指標だけで比べていますので西東京代表の日大三高が一番偏差値の高い高校になってしまいました。
偏差値60代でもそこそこ勉強しないと入れませんが60代後半の高校は簡単には入れない高校といえるでしょう。私立の場合はもちろんスポーツ専門で入学している場合もありますので本当の学力はわかりませんが・・・!
まとめ
今回は第104回夏の甲子園出場校の偏差値?ランキングトップ5はどの高校か?についてご紹介してみました。
野球だけで一番になるのもたいへんでしょうが、学業も伴っている高校はあるものです。
今回は西東京代表の日大三高が偏差値66でトップとなりました。私立なのでどこまで学業の成績を重視しているかは不明ですが、とにかく一番であることは確かです。
しかしながら甲子園では野球日本一を決めるので、まずはみんな野球で一番を目指してほしいものです。