2021年も東京や大阪など4都道府県で3度目の緊急事態宣言が発令されました。
コロナ感染者の増加を食い止めるにはGW期間に都市部へ人の流れを止めるしかないのでしょうが、本当にこの方法だけで大丈夫なのか心配です。
しかも緊急事態宣言発令期間は4月25日~5月11日と短く効果があるのかと思ってしまいます。
今回は3度目の緊急事態宣言の延長はあるのか?いつ終了するのか1回目の緊急事態宣言から考察してみました。
3度目の緊急事態宣言の延長はあるのか?
3度目の緊急事態宣言は4月25日から発令されましたが、23日の夜に発令されたことから小売業、飲食店などは準備期間があまりなく対応に苦労していました。
対象範囲も明確でなくどこまで実施するべきか迷うことになったわけです。
プロ野球も25日は観客を入れて実施することも決まり、決断が直前過ぎて対応できないケースも見られました。
4月24日までの日本国内と東京都内における1日あたりの新型コロナウイルスの新規感染者数の1年間の推移をまとめると以下のようになる。
4月24日の日本国内の新規感染者は5606人で、そのうち東京都内の新規感染者は876人。
※データの出典はNHK速報・新着ニュース pic.twitter.com/M4CKYdlDGP
— TANTAN (@TANTAN16180339) April 24, 2021
問題は3度目の緊急事態宣言の期間ですが、17日間だとさすがにコロナ感染者が減らないのではないかと感じた人も多いはず。
感染者減少と経済の両方を考えるとこの期間に落ち着いたのでしょうが、果たしてこの期間で効果があるのでしょうか。
2020年の1回目の緊急事態宣言は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県は4月7日からスタートして5月21日には、大阪・京都・兵庫の3府県について、緊急事態宣言を解除、5月25日には東京・神奈川・埼玉・千葉・北海道が解除することなっています。
2020年の期間を見れば最低1ヵ月、最長1ヵ月半かかっているので延長することは明らかではないでしょうか?
つまりこれだけ時間をかけないと感染者は減らないということになります。
3度目の緊急事態宣言はいつ終了するのか1回目から考察!
2020年の1回目の緊急事態宣言は4月7日~GW明けまでと当初は発表されていました。
地方は5月7日に解除されはじめましたが、結局のところ都市部は延長続きで1ヵ月半程度となっています。
この後、経済活動の再開や政府のGotoトラベルキャンペーンなどが始まり年末あたりには再び感染者が増加することになりました。
そして2021年初めには2回目の緊急事態宣言の発令されています。
今やコロナ感染者数を人の流れだけで抑え込むのは困難なようですが、医療現場の崩壊を防ぐためには仕方ないのかもしれません。
3度目の緊急事態宣言も都市部の医療現場の崩壊を食い止める手段ですが、17日間では大きな効果は見られない可能性はあります。
少なくとも第1回目の緊急事態宣言程度の期間がないとコロナ感染者数を減少させることは難しいでしょう。
今回の緊急事態宣言もGW明けには検証はされるでしょうが、5月末ぐらいまでの延長があっても不思議はありません。
しかしながら世論や経済活動を考えると延長することは困難なのかもしれません。
まとめ
今回は3度目の緊急事態宣言の延長はあるのか?いつ終了するのか1回目の緊急事態宣言から考察してみました。
4月25日~5月11日の緊急事態宣言ではコロナ感染者を抑え込むことは難しいように思います。
しかしながら医療現場の崩壊を食い止めるには仕方ない判断なのかもしれません。
今後、GW期間終了後に検証はされるでしょうが、延長もあるのではないでしょうか。
世論や経済のことを考えると延長しにくい状況ではあるでしょうが、本当に判断が必要なのはこれからかもしれません。