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エモテット(emotet)に感染しないための対策と感染してしまった体験からの対処法!

エモテット(emotet)は2019年ごろから拡大しているマルウェアですが2020年に入って再び日本で感染拡大しています。

人間が感染するコロナウィルスと同様にコンピューターへの感染を拡大しているのですが、知らず知らずのうちに感染してしまう怖いマルウェアです。

巧妙な手口で企業内にも感染拡大してしまうエモテット(emotet)の恐ろしさと感染させないたの対策と感染してしまった体験から学んだ対処法についてご紹介してみます。

エモテット(emotet)に感染しないための対策とは?

エモテット(emotet)は2020年に入って再び日本に急激に感染拡大しているマルウェアです。

マルウェアとは不正かつ有害に動作させる意図で作成された悪意のあるソフトウェアであり、コンピュータウィルスやワームといわれるものが含まれています。

エモテット(emotet)はメールにWordなどの添付ファイルが仕込まれており、これを開けることでパソコン内だけでなく、ネットワークで繋がるすべてのシステムに拡大して個人情報などが抜き取られるものです。

巧妙なのは日本語表記されており、しかもメールを送った相手が受け取った者の知り合いのアドレスであったりするから厄介なのです。

メールを送った相手は既にエモテット(emotet)の被害にあっており、メールアドレスなどの個人情報を抜かれている状態で、抜き取られた個人情報を使って別の知り合いに添付ファイルを付けて送り付けるのです。

抜き取った個人情報はパソコン内に格納されているメール情報だけでなく、口座情報やパスワードなども含まれており、被害にあうことで外部の知り合いにも被害が及んでしまう可能性があります。

エモテット(emotet)感染しないためにはたとえ知り合いであっても内容がおかしかったり、事前に添付ファイルの送付などの約束がない場合は届いても開けないことです。

また、マルウェアは感染を拡大するように仕組まれていますので、添付ファイルのウィルスなどを
拡大しないようにマクロの設定にも注意しましょう。

エモテット(emotet)に感染してしまった体験からの対処法!

エモテット(emotet)の感染拡大は個人だけではなく企業にも拡大しています。一例として2019年の伊藤ハム関連の会社を狙った案件を記載します。

伊藤ハム関連会社の事例

先日、筆者のパソコンにも知り合いのアドレスから送られてきたメールがあり開けたところ、添付ファイルが添付されていました。

この添付ファイルを開くとウィルス感染したのかシステム担当者にパソコンを没収されて検査してもらうことになりました。

ネット環境からまずは外すことに加えてウィルスなどをスキャンする必要がありパソコンは1週間の間、入院状態となってしまいました。

ウィルスの駆除した後に返却されてきましたがこれだけ大ごとになるとは夢にも思いませんでした。

実際にエモテット(emotet)の攻撃を受けたパソコンでもセキュリティソフトが入っていたパソコンも多くセキュリティソフト選びは慎重にする必要がありそうです。

エモテット(emotet)は知り合いを装ったメールが送付されるケースが多く、セキュリティソフトはリアルタイムで監視しているソフトであるべきでしょう。駆除機能やアラート機能などがしっかり備わっていないと気づかずに感染していることもありますので気をつけてください。

まとめ

エモテット(emotet)に感染しないための対策については、知人のメールとはいえ内容がおかしかったり、送付される予定もない添付ファイルがあれば開かないことです。

また、感染してしまった体験からの対処法としてはリアルタイムで対応できるセキュリティソフトを装備しておくことでしょう。

インターネットは便利なのですが世界中に繋がっていることからセキュリティが大切です。素人ではどうしようもない世界なので、知らないところで被害にあっていたなんてことにならないように多少はお金をかけてでもセキュリティ対策はしておくべきです。

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