VALVE(バルブ)社の新型ゲーム機Steam Deckをご存知でしょうか?
巷ではニンテンドウスイッチの機能を大幅に上回り、スイッチはもう必要なくなるのではの噂もあります。
発売前から前評判からサーバーダウンするほどでゲームファンは情報収集に必死だといえます。
今回は発売前ではありますがSteam Deckとはどんなゲーム機なのか?任天堂スイッチとの違いについて調べてみました。
Steam Deckとはどんなゲーム機なのか?
7月15日に発売されたばかりのポータブルゲーム機
「Steam Deck」そんなに話題こそなってないが…この製品はOSこそLinuxベースの「SteamOS 3.0」
ハードウェアとしてはAMDのプロセッサを使った
「x86系PC」であり、Windowsもインストール出来PC×ポータブルと今から進化しそうで注目してます❗️ pic.twitter.com/ZYw04q6eLM
— giantkilleeeng (@giantkilleeeng) August 5, 2021
価格は399ドル~649ドルで日本円にすると現状の為替レートですと48,300ぐらいから78,600円ぐらいというところでしょうか。為替レートの影響もあり変動価格ではありますがこれだけ価格の幅があるのは種類が3種類あるからです。ストレージの差で3種類の価格があります。
(モデル)
- 399ドル:64㎇
- 529ドル:256GB
- 649ドル:512GB
重さ:669g
大きさ:幅299㎜、高さ117㎜、奥行49㎜です。
ディスプレイ:7インチ
解像度:1280×800P
メモリ:16GB
バッテリー:2~8時間はプレイが可能
コントローラーはトラックパッドがあるのが特徴的です。指で滑らせて操作するものなのですが、パソコンのマウス操作のようなもので操作性が向上するようです。
3種類のゲーム機を販売するようですが、どちらかというと高スペックの商品を売りたくてゲーム好きなユーザーを対象にした機器のような感じがします。
Steam Deckと任天堂スイッチとの違いについて!
価格面ではスイッチは現行モデル32,978円、有機ELモデルが37,980円なのでSteam Deckは圧倒的に高い感じはしますが機能面をどう評価するかによります。
大きさは任天堂スイッチよりも大きく、重さはニンテンドウスイッチが398gなので少し重いです。実際にこの重さの違いはポータブル機器としてはかなり差があるように思います。
ディスプレイはスイッチの現状モデルよりは大きく、有機ELモデルの同じとなります。解像度はスイッチが720Pなので少し高いです。また、メモリーは16GBでスイッチが4GBに対して4倍となります。
簡単にいえばプレステ4と同等以上の性能があり携帯ハードとしては性能が素晴らしいです。
ただしバッテリーの持続時間としてはスイッチが4.5時間~9時間なのでスイッチには劣ります。
この内容からすれば機能面の充実度からみてもSteam Deckを欲しくなるのではと思いますが、価格面の高さがネックになるのかもしれません。
一番安い399ドル(64㎇)モデルでもスイッチよりも値段は高いのですが、ストレージ的には十分な容量ではなく真ん中の529ドル(256GB)ぐらいの購入が望まれます。
つまりスイッチはゲームをあまりしないライトユーザーから網羅するためにそこまでスペックの高い商品ではないものの、Steam Deckはゲームをある程度経験しているプレイヤー向きだということです。
また、バッテリーの持続性は2時間~8時間とありますが、ゲームの内容によっては2時間しかできないゲームがあるというわけことになります。ゲームをある程度経験しているプレイヤーにとって2時間しかゲームができないのは問題であり、ストレスにしかならないはずです。
結局のところスイッチとの違いはゲーム機の対象ターゲットが異なるので比較しにくいですが、日本ではまだまだスイッチに分がありそうです。
まとめ
今回は発売前ではありますがSteam Deckとはどんなゲーム機なのか?任天堂スイッチとの違いについて調べてみました。
Steam Deckは高性能でプレステ4に近い印象があります。しかしながら価格が高くどこまで日本のユーザーに支持されるかが課題です。
また、任天堂スイッチとの違いは価格面だけでなく、重さの違いやライトユーザー向きなのかなどが挙げられます。
日本のゲーム市場は専門性の高いユーザーを取り込むかライトユーザーを取り込むかによってハードに求められる機能は異なり、Steam Deckが日本の市場に馴染むかは今しばらく見守る必要がありそうです。