加藤シゲアキの「オルタネート」が第164回の直木賞の候補作品に選ばれたことが話題になっていますが、久々の明るいニュースに世の中の期待は高いです。
芸能人の作品なので評価は賛否がありますが、読んだ人の評価や世間の評判は概ね良好な作品ではないでしょうか?
料理好きな筆者ならではの作品ですが、作品を完成させるまでには相当努力をしたとのことです。
今回はオルタネートとは?あらすじやネタばれ?評価や評判と感想について探ってみました。
オルタネートとは?
「オルタネート」とは英語ではAlternateと書きますが、安全上の理由から代替着陸をしたり予定航路から外れて飛行することを意味します。飛行機用語のようですが、広くは「代替物」、「交互に」などを意味する言葉です。
今回、話題になっている「オルタネート」は加藤シゲアキの作品の名前に使われていることですが、マッチングアプリの名称として使用しています。作品の中に登場するマッチングアプリ「オルタネート」が高校生の中で流行っていたことを想定しています。
オルタネートのあらすじやネタばれ?
高校生限定のマッチングアプリ『オルタネート』が流行し必須となる時代に、3人の主人公が悩み苦しみながらも成長していくことを描いています。
東京の円明学園高校が舞台です。
1人は料理部の部長で過去の料理コンテストで大きなトラウマを抱えながらもまた同じ舞台へ上がります。1人は家庭環境から完璧な愛に固執し、オルタネートに異様なまでの執着をみせて運命の人を探し続け、もう1人は高校を中退し、自分の居場所を求めて大阪から単身上京。
決して交わることのない同世代の人たちが偶然にも必然的に、ラストに訪れる”1日”の中でシンクロするように交わります。
それぞれ出会いや別れがあり、葛藤や挫折を経て歩み続けながら辿り着いた場所は?
この作品では料理に関する記載が細かくされていますが、筆者は料理好きな部分が垣間見れます。決してレシピ本ではありませんが思わず食べたくなるような表現であることから筆者が自分で料理を勉強したことを物語っています。
また、恋愛シーンについても読みごたえありです。決して筆者本人の恋愛を重ねている訳ではなく、高校生の恋愛観をうまく表現しています。料理をすることから二人の距離が近づいていますが純粋な恋愛の描写も魅力的です。台詞についても注意して読んでみてください。
あまり詳細までネタバレしては読んでも面白くないでしょうから詳細は読んでお楽しみください。
オルタネートの評価や評判と感想
直木賞候補作品に選ばれたのでさすがに世間では相当話題になっていますが評価は高い作品です。芸能人が書いた作品だから「忖度だろ」なんてSNSに書き込んでいる人もいますが、真剣に作品を読んだ人からは高い評価をもらっています。
筆者自身の経験とかではなく、好きなジャンルの料理を少し違う立場で表現しているところが新鮮なのと、なんといっても高校生を題材にしているので今の筆者本人のこととは重ねるには無理があるでしょう。
また、マッチングアプリを中心に描いている作品ではなく、高校生の恋愛観などを明るく表現しているところが素敵だとの評価もあります。マッチングアプリと聞くと今のSNS時代だと暗いイメージがありがちですが、この作品については高校生も読むべきだとの声もあるので評判は上々です。
『オルタネート』直木賞ノミネートおめでとう!!!!😆とても面白かったから、これを機にもっとたくさんの人に読んでもらえるといいな〜!
— 楓 (@maple07331121) December 18, 2020
直木賞ノミネート💚すごい😳
おめでとうございます👏🏻✨✨
『オルタネート』面白かった♪
付いてたレシピも可愛いくて
一緒にはさんでしまってます🤍#加藤シゲアキ #直木賞 #オルタネート pic.twitter.com/SEPdvACYkW— あん (@ankoroom) December 18, 2020
まとめ
オルタネートとは「代替物」、「交互に」のような意味ですが、今、話題になっているのは加藤シゲアキの直木賞候補作品の「オルタネート」です。マッチングアプリの名称として使っていました。
あらすじやネタばれについてですが、高校生の恋愛観を表現した素敵な作品に仕上がっていますが読んでのお楽しみにしてください。
また、評価や評判は上々で感想も新鮮な感じがするものが多く、読み進めると面白さが伝わるという高評価な作品です。
こんな素敵な作品を生み出す才能の持ち主であったことは素晴らしいですが、是非とも直木賞受賞を期待しています。
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