2020年のM1グランプリはマヂカルラブリーが3年前の雪辱をはらして優勝しましたが、今年の審査員の採点について疑問の声が挙がっています。
優勝者のお二人の実力は確かでしょうが、審査員の上沼恵美子の点数が常に高得点でした。ご本人は今年度で最後の審査とのことで会場を騒がさせていましたが、それにしても辛口の上沼恵美子のコメントも妙に穏やかだったように感じます。
M1グランプリ2020審査員の上沼恵美子の点数が高い理由やコメントが優しかった理由について探ってみました。
M1グランプリ2020審査員の上沼恵美子の点数が高い理由?
2020年のM1グランプリの決勝で上沼恵美子がつけた点数は最高点が95点、最低点が92点です。礼二がつけた96点はあるものの、上沼恵美子がつけた点数の平均点は93.1点あり、誰よりも高い平均点だったことがわかります。
M1グランプリの審査員が今年で最後だったので点数を甘くつけたのでしょうか?そんなことで点数を高くつけたわけではないでしょうが、最初にインディアンズに93点つけたことで後に出てくるコンビにつける点数に困ったのではないでしょうか?
今年はアキナが優勝の本命だと思われていましたが、ネタの選定がイマイチで本人たちも手ごたえがなく決勝の第一ラウンドで敗退していました。このことで前評判の高いコンビが不在となり審査する側も難しくなったのも事実だったのでしょう。
結局のところ決勝の第2ラウンドでも票が割れてしまい、どのコンビが優勝してもおかしくない大会になってしまいました。昨年のミルクボーイのように破壊力のあるコンビがいないことで差をつけにくい結果となったことは間違いなさそうです。
M1グランプリ2020審査員の上沼恵美子のコメントが優しかった理由?
今年がM1グランプリの審査員として最後となることを冒頭から告げていた上沼恵美子でしたが、コメントも控えめでした。
いつもなら自分が面白くないと思ったコンビには超辛口のコメントで一蹴していましたが、今年は全てにおいて褒めまくりでした。
マヂカルラブリーも3年前は酷評されたコンビですが、見事にリベンジを果たしています。
上沼恵美子のコメントは毎年、厳しさのあまり炎上することが多く、周りをハラハラさせることもしばしばでした。しかしながら今年は年齢のせいもあるのか、幾分抑え気味にしているようにもみえました。
今年で審査員を引退することを決めていたのか、最後は楽しもうとしているようにも感じるコメントだったように思います。
毎年恒例の番組で、しかもたくさんの芸人の戦いの場であることから審査する側もたいへんで、コメントも難しいことかと思います。上沼恵美子の辛口コメントが今年はなかったのが残念ですが、最後と決めているかのような発言もしばしばみられましたので、来年は審査員の姿はないのかもしれませんね。
まとめ
M1グランプリ2020審査員の上沼恵美子の点数が高い理由ですが、おそらく最初につけた点数が高く後のコンビの点数をつけにくくしてしまった。また、昨年のミルクボーイのような爆発力のあるコンビが不在であったことから強弱をつけにくかったのではないでしょうか?
コメントが優しかった理由については、冒頭から最後の審査になるであろうことをほのめかしていたことから、若干最後の審査を気持ちよく終わらせたいようにも取れました。
2020年M1グランプリの優勝者はマヂカルラブリーでしたが、今年は票も割れており審査のしにくかった年だったように感じます。それゆえに優勝したお二人の今後の活躍が楽しみですが皆さんも応援してあげましょう。
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